掲載2010年9月15日

内容紹介・訳者メモ

この記事を読むと、米国ではHFCS(高フルクトース・コーン・シロップ、遺伝子組み換えのトウモロコシを材料とする異性化糖)の有害性がかなり認知されているようである。低コストで甘みが出せる材料のため、日本でも実に広範な加工食品に入っている。タレ、つゆには必ずといってよいほど含まれている。肥満・糖尿病の主因の一つと言ってよいと思う。

(参考:「異性化糖」という艶かしい名前の添加物

HFCSを「コーン糖」に名称変更する動き

Corn Refiners Association wants to change name of high fructose corn syrup to "corn sugar"

NaturalNews.com

イーサン・A・ハフ(Natural News 常勤ライター)

By Ethan A. Huff

2010年9月15日

トウモロコシ精製業協会(CRA:Corn Refiners Association)は、HFCS(高フルクトース・コーン・シロップ、異性化糖)も他の糖と同じだという健康イメージ作戦を展開してきたが、ほとんど消費者に無視されてしまった。だが、CRAはあきらめない。AP通信によると、現在CRAは、米国食品医薬品局(FDA)に対し、この高度に加工された問題の多い甘味料を「コーン糖(corn sugar)」という名称に変更するよう請願中である。一般国民に買わせるための努力である。

どう見ても、HFCSは高度に加工された不自然な精製糖であり、肝臓に大きな負担をかける。HFCSは、材料がコーン(大部分は遺伝子組み替え)であることの他に、代謝症候群(メタボリック・シンドローム)、心臓病、2型糖尿病と関連している。

昨年の調査では、市販のHFCSの半分以上に高レベルの有毒水銀が含まれていることがわかっている。この甘味料を製造する際の化学精製プロセスが原因である。この調査の一部として検証されたHFCSを成分とするパン、シリアル、ソーダなど市販食品のほぼ3分の1に水銀が検出された。

HFCSが健康に害があることを示す圧倒的な証拠があるにもかかわらず、CRAは、反対方向に国民を納得させようとしている。新しい販売促進スローガンは、「コーン・シュガー(コーン糖)だろうが、ケーン・シュガー(サトウキビ糖)だろうが、身体は見分けできない。砂糖は砂糖」である。

HFCSの消費量は過去20年間で最低レベルになったが、今後も減少する可能性が高い。ハンツ・ケチャップ(Hunt's ketchup)やスナップル(Snapple)など大手食品メーカーの何社かは、このHFCSの使用を中止し、他の会社も消費者の要望に応えて同じ行動を取る見込みである。

だが、大部分のメーカーは、HFCSから精製サトウキビ糖もしくはテンサイ糖に切り替えており、これはあまり改善になっていない。実際、米国で栽培されているテンサイの大半も遺伝子組み換えである。ただし、最近の裁判所の判断を受けて変化があるかもしれない。

一番の理想は、天然でホール(全粒)の砂糖だ。身体が糖を処理するのを助ける補助因子が、精製のプロセスで多く除去されてしまう。これが病気の原因になる。ということで、甘い味を楽しむときは、粗糖、生の蜂蜜、ホールのステビア葉エキスなどにこだわるようにしよう。

引用情報:

http://www.google.com/hostednews/ap...

http://www.washingtonpost.com/wp-dy...

(翻訳:為清勝彦 Japanese translation by Katsuhiko Tamekiyo)

原文の紹介・関連情報

原文 Corn Refiners Association wants to change name of high fructose corn syrup to "corn sugar"

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